プロもやる本当の詰め待ちとは!?

みなさん。おはこんばんにちはとらんざむです。
みなさんVALORANプレイしてますか?

そろそろ新しく始まるプロシーズンとe-sportsオリンピック。
今後も盛り上がりがあると思うと、ますますプロシーンも見逃せないですね。

さて、今回の本題ですが。
みなさん「詰め待ち」ちゃんとできてますか?

まさか一人で隠れて武器構えてるだけじゃないですよね?
もしかしたらその「詰め待ち」弱いかもしれません。

そんな詰め待ちについて今回は解説していきます。

そもそもなぜ詰め待ちするのか

そもそもなぜ詰め待ちをするのか。また、どのタイミングでするのがいいのか。
これを理解しなければいけません。

攻めにおいて数少ない時間を「待ち」で消費するわけなので意味ない時間消費は無駄ですよね?

ではなぜ詰め待ちをするのか。

それは、詰め待ちをすることで相手の心理的な急ぐ気持ちを逆手にとり、相手が詰めて確保したエリアを不意打ちやカウンターで一気に取り返しながら人数有利も作ることが目的なんです。

詰め待ちをするタイミング

では詰め待ちをするタイミングはいったいいつなの?
それは相手の「エコ」「強力なアルティメットがある」「サイト内で守り切れていない」「相手の索敵スキルを意図的によけた」
こんなタイミングが効果的です。

例えば、武器が弱いエコラウンドでの逆プッシュでのワンチャンス狙い。

レイズやジェット、ネオンなどのアルティメットとスタンなどのスキル合わせはハマると大量キルのチャンスとなるアルティメットです。

また、相手が2人デュエリストの構成の場合は、サイト内に引き入れて戦うより前に出て先に戦ってくるのが増える傾向にあります。

その他メインに対しての索敵スキルを避けることで相手がオーブ取得などを狙って前に出てきます。

これらが「やってきそう」なタイミングで行うのが効果的になります。
回数やランクを重ねるごとに経験、勘、傾向などでよりやってきそうなタイミングがわかってきます。

詰め待ちの極意

詰め待ちのタイミングをなんとなく理解したら次はその極意。

1、相手が想定していない油断する場所で待て。
2、自分が待たれたらキモいと思う場所で待て。

このふたつです。

詰め待ちとカウンター

○パターン1

上の画像はスプリットの詰め待ちをしているシチュエーションです。
この図ではどのキャラが果たしてキモいのか!


とりあえず構成などは変化はあると思いますがお気になさらず。
レイズやスカイなど、本体にいそうなキャラでメインにアクションした後、2人は2段で迎え撃つ準備をします。
オーメンはそのカーバーで味方の視界に敵が入った瞬間にパラノイヤを使えるようにしておきます。(クローブだと無理)

これが詰め待ちとカウンターのハッピーセット。

一方でB側はスキルを使わず相手にBメインは譲ります。
ミッドのヴァイパーはジャンプピークをしつづけ、ミッドからの情報を取得しながら足音でBメインプッシュを誘います。

ここで詰め切ってこない相手もいますがミッドを取りたくなり、ヴァイパーのジャンプ音に誘い出される人もいます。
すると!嘘だと思うかもしれませんが、ブリーチの位置の警戒が薄れるんです。

ここで詰め待ちするブリーチがいわゆる「キモい」詰め待ちになるんです。

この配置はレイナ、サイファーなどがBメインからゆっくり来ることが多いので引き込み気味に、
Aはスカイやブリーチ、オーメンのスキルにあわせてレイズやジェットがアルティメットで勢いよく出てくることが多いのでカウンター気味になっています。

○パターン2

今度はわかりやすく敵も用意しました。
ヘイブンにおいてよくあるウインドウスモーク→Bメインプッシュです。

相手はエコながらソーヴァとネオンがアルティメットを持っているのでBメインスモークからガレージ前にパラノイヤで1,2キルをとりたいようなシチュエーションです。

これも「読み」ではありますが、「敵がアルティメットを持っているエコラウンド」はこのようなワンチャンス狙いのプッシュを警戒し、開始数秒間は2人カウンタースキルを構え、他は固まって撃ち合う姿勢で警戒しましょう。

これも詰め待ちとカウンターです。

ちなみに上記2つはどちらも新生ZETAのCLZ選手が実際に行っていたカウンター詰め待ちです。

下図のやられたキルジョイのようにただいつも通り待ってるだけだとスキルがこなかったとしても相手との打ち合いは正直五分五分です。

よってすこし引いた位置で「キモい」詰め待ちをしましょう。
ささること間違いなしです。

さて、ここまでは「攻め視点」での詰め待ちを解説してきました。
次の項目では応用として守りのカウンターを少し解説していきます!

○応用編

最後に応用編です。
内容は詰め待ちというよりカウンターに近寄った内容ですが、、、。

大会をよく見る人は
これ、パシフィックプッシュなんじゃない?
と、思うかもしれませんが。
これをやり始めたPRXはカウンターというよりほぼ開幕でのセットプッシュになります。

上図はCマウンド横のオーブ回収音や、ネオンのジャンプピークで2人以上見えたタイミングでのカウンターセットになっております。

ただし、カウンターはコミュニケーションが必須なのでVC無しの野良や、海外の野良とは合わせづらいのが本音です。


しかし、今期も始まったプレミアなどフルパでやるとめちゃくちゃ効果があるので覚えておいて損はないでしょう。

おわり

今回は詰め待ちについて解説していきました。

皆さんの考え方や立ち回りなどを振り返ってもらい、もっと強くなってほしいシリーズになっているので今後ともぜひ読んでいただければ嬉しいです。

前回はラークの立ち回りについてもお話しているので気になった人は参考にしてみてください!

https://ctb.gg/2025/06/%e3%80%90%e5%bf%85%e8%aa%ad%e3%80%91%e6%95%99%e3%81%88%e3%81%be%e3%81%99%e3%80%82%e3%83%a9%e3%83%bc%e3%82%af%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%84/

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ではまた次回の記事でお会いしましょう!
ばあい。