「なんか頭が重い」「最近、肩こりがひどい」
――それ、実は熱中症のサインかもしれません。
毎年のように猛暑が続く日本。熱中症=屋外の話だと思い込んでいませんか?
実は、熱中症の約4割は自宅など“屋内”で発症しているというデータもあります。エアコンをつけずに長時間ゲーム、PCの排熱で室温はじわじわ上昇。水分補給も忘れがち……。ゲーマーこそ、気づかないうちにリスクを背負っているのです。
まずはこれだけ覚えて:症状早見表
熱中症には軽いものから危険なものまでありますが、一旦はこの2段階だけ覚えておきましょう。
- 軽度サイン:めまい、筋肉のピクピク、立ちくらみ
- 危険サイン:頭痛、吐き気、ぼーっとする、意識があいまい
軽度のうちに気づいて対処すれば、重症化は防げます。「ちょっと変だな」と思ったら、すぐに休憩しましょう。

ゲーマーが気を付けるべき5つの習慣
暑さに負けずにプレイを楽しむために、気を付けるべき5つの行動をまとめました。
チェックして、ぜひ実践してみて!
- 30分~1時間にコップ1杯(200 mL)給水
- エアコン+サーキュレーターで部屋の熱を逃がす
- 塩タブレットやスポーツドリンクで電解質も補給
- 吸汗速乾のTシャツに着替えて体温調節
- VC仲間と「水分タイム」を声かけし合う
誰かの「そろそろ水飲もうぜ」が命を救うこともあります。
友達とゲームしてるときは特に、そういった声かけもしていきましょう。

“PC熱”のせいで室温急上昇?今すぐできる3つの対策
ゲーマーならではの熱源、それがPCの排熱。特にGPU稼働時は要注意です。
普段通りにずっとゲームをしてたら、いつの間にか部屋がめちゃくちゃ暑くなってた、ということもあるかも!?
- デスク背面に10cm以上のスペースを確保
- 逐一室温をアプリ等でチェック。
→28℃を超えたら、冷房強化
環境に合わせた対処をして、快適なプレイ環境を作りましょう。
倒れた人がいたら?覚えておくべき応急処置3ステップ
ちなみに、実際に近くで熱中症で人が倒れたときの対処法も紹介。
いざというときのために、これだけは頭に入れておいてください。
① 涼しい場所に移動して、衣服をゆるめる
② 首・脇・脚のつけ根をアイスパックなどで冷やす
③ 意識があれば冷たい水をゆっくり飲ませる/異常を感じたらすぐ119番
迷ったらすぐに救急車を呼びましょう!
熱中症は、もはや命の危険を脅かす危険な症状です。
友達や仲間が、無事に要られるよう、いざという時は行動できるように準備しておきましょう!