【麻雀シリーズ続編】麻雀の役って?鳴きって?

こんにちは、カイトです!

以前、麻雀の基本ルールを解説した記事を上げました。
あれを読んで、「へー、なんとなく麻雀のルール分かってきたかも?」という人も増えたんじゃないかと思います。

▼まだ読んでない人はこちら!
【これだけ読んどけば大丈夫】麻雀ルール徹底解説!

でも、実は麻雀にはまだ覚えないといけないことが…
前回の記事では、「麻雀をやるために最低限知っておかなければいけないルール」について説明しました。
ただ、麻雀に勝つためにはさらに重要なことが存在します!

そう、「役」です!!

ということで、今回は“続き”として、
**麻雀であがるために必要な「役」と、戦略に関わる「鳴き」**について、やさしく解説していきます!

「役」ってなに?

前回も軽く触れましたが、麻雀ではただ手が揃っただけではあがれません。
「役」が1つ以上ないと、あがりにはならないんです。

つまり、「この形ができたら点数をもらえますよ」という“ルール上のポイントボーナス”みたいなもの。
そして、その役の“強さ”を表す単位が――

「翻(ハン)」って何?

麻雀では、「役(やく)」それぞれにあらかじめ点数の単位=“翻(ハン)”が設定されています。
この翻数が高いほど、手を作るのが難しく、そのぶん得点も高くなるという仕組みです。

たとえば…

  • リーチや役牌(白・發・中)などは、1翻の基本的な役
  • 2翻、3翻の役は、少し難易度が上がる分、高得点に
  • 5翻以上になると、“満貫(まんがん)”という高得点ゾーンに突入!

そして実際にあがった時は、自分の手に含まれているすべての役をチェックして、翻数を合計します。
その合計翻数によって、最終的な点数が決まるんです。

たとえばこんな感じ:

  • リーチ(1翻)+タンヤオ(1翻) → 合計 2翻
  • リーチ(1翻)+ドラが2枚(ドラは1枚=1翻) → 合計 3翻

こんなふうに、複数の役やボーナスを組み合わせて点数を上げることもできます。

▼実際の点数表(引用:https://mj-onemore.com/wp-content/uploads/YakuTensu-OnemoreMJ.pdf

初心者が覚えたい3つの役

1. リーチ(1翻)

あと1枚であがれる状態になったとき、「リーチ!」と宣言するだけで成立する役です。
初心者でも使いやすく、点数アップにもつながります。

リーチをかけると…

  • 手を公開して変更できなくなる代わりに、
  • 「裏ドラ」などのボーナスが付きやすくなります!

2. 役牌(ヤクハイ / 1翻)

**白(ハク)、發(ハツ)、中(チュン)**という牌を3枚揃えるだけで成立!
とても簡単で、初心者におすすめの役。

他にも、東場の「東」や、自分の席が「南家」のときの「南」など、状況によって役になる風牌もあります。

(※引用:https://mj-king.net/yaku/

3. タンヤオ(1翻)

1と9、字牌(東南西北白發中)を一切使わず、2〜8の数字牌だけで手を作る役です。

「なんか真ん中の牌ばかり集まってきたな…」という時は、タンヤオを狙ってみましょう!

(※引用:https://mj-king.net/yaku/

他にもいろいろな役があるから、気になる人は調べてみて!!
ちなみに役を覚えることは、とりあえず麻雀を打つことです。
逆に言うと、打ってたら勝手に覚えます(笑)

「鳴き」ってなに?

麻雀の実況とかでよく聞く「ポン!」「チー!」というアクション。
これが「鳴き」と呼ばれるものです。

他人が捨てた牌を使って、自分の手を完成に近づける――
つまり、自分以外の人の牌を“鳴いて”手に取り込む行為なんです。

鳴きの種類

ポン:同じ牌を2枚持っていて、他の人の捨て牌で3枚にする

チー:自分の順番の直前の人から、連番の形(例:3-4-5)を作る

カン:同じ牌4枚を揃える(特殊なケース)

※「チー」は、4人麻雀の時に限ります
 3人麻雀は、「ポン」と「カン」しかありません。

鳴きのメリット・デメリット

「鳴き」は、使いこなせばとても強力ですが、初心者のうちは少し慎重に考えたほうがいい行動でもあります。

✅ 鳴きのメリット

  • 欲しい牌がすぐ手に入る
    → あがりまでのスピードが一気に加速!
  • 相手へのプレッシャーになる
    → 鳴くことで「この人テンパイ近そうだな」と思わせ、相手の動きを制限できることも。

⚠️ 鳴きのデメリット(こっちが重要!)

  • 一部の役が成立しなくなる
     → たとえば「リーチ」は手牌を鳴いてしまうと使えなくなります。
     せっかくあと1枚で完成しても、「リーチできない=翻が足りなくてあがれない」ことも。
  • 自分の手が“読まれやすくなる”
     → 鳴くとその部分の牌が“公開情報”になります。
     結果、相手に狙いやすくなる=逆に不利になることも多いです。

じゃあ初心者はどうすれば?

まずは、鳴かずに1翻役を1つだけ作ってあがるところから始めましょう!

  • 鳴かずに「リーチ」を狙う
  • 役牌を3枚揃える
  • タンヤオっぽい手になったら、鳴いてもOK!

慣れてきたら、鳴きを使ってスピードアップを狙うプレイにも挑戦していきましょう。

まとめ:まずは“翻”を意識して、1役から!

麻雀では、「役がなければあがれない」
その役の強さを示すのが「翻(ハン)」という単位です。

今回は以下の3つの役と、鳴きの基本を紹介しました:

  • リーチ(1翻):あと1枚であがれる状態で宣言する
  • 役牌(1翻):白・發・中を3枚揃える
  • タンヤオ(1翻):2〜8の数字だけで作る

次回は、点数計算の仕組みや、高得点役の組み合わせについても紹介予定!
一緒に、麻雀の世界をちょっとずつ広げていきましょう!

それでは、また次の記事で👋