こんにちは、カイトです!
夏ですね。。。。。。。。。。。。。。。。。
毎日毎日暑いですね。。。。。。。。。。。。。。
否!
世界には、もっともっと暑い場所があるはず!
と、なぜか興味が出てしまったので、世界の最高気温ってどれくらいなんだろ?
って思い、調べてみました。
そこまで調べたら、最低気温や暑い地域での暑さ対策なども知りたいもの。
ついでに調べました。
「世界では日本以上に、こんなに暑いところがあるんだ…」
そう思うだけで、少し涼しい気持ちになれると思いませんか?
――夏ど真ん中の日本から、極端なお天気の“両端”をサクッと押さえつつ、赤道付近の国々がどうやって“暑さと共存”しているかも一緒にのぞいてみます。
旅行トリビアにも、雑談のネタにもどうぞ。
世界の“極端”温度をまず確認
まずは、世界の最高気温と最低気温を調べてみました!
世界最高気温の公式記録
アメリカ・カリフォルニア州デスバレー、ファーネス・クリークで 56.7℃(1913年7月10日)を記録。
世界気象機関(WMO)の公式アーカイブに載っている“本家本元”の記録です。
近年の 54.4℃ などの観測値は現在も精査対象だそう。
▼デスバレー国立公園

▼デスバレー国立公園にある「世界一暑い道」

56.7℃って… マジですか…
生きられなくないですか…?
一応調べてみたところ、人間が生活できる気温は、基本「-50℃~50℃」らしいです。
おっかなすぎる…!
世界最低気温の公式記録
南極・ボストーク基地で −89.2℃(1983年7月21日)。
こちらも WMO が“地上観測としての世界最低”としています。
まあ大方の予想通り南極でしたね。
-90℃近くって、普通に凍るのでは…?
どうやって観測しているのでしょう…
▼ボストーク基地

赤道付近の暮らしは“暑さ前提の設計”
赤道直下は年間を通じて高温多湿で、季節は「雨季・乾季」の二部構成が基本。
日照時間も大きくは変わりません。つまり“常に夏”。
そのぶん、建物・街・生活時間まで、暑さと付き合う工夫が積み上がっています。
1) 家:風を通す“トロピカル設計”
マレー半島やインドネシアの伝統家屋(マレーハウス/ルマ・アダット)は高床式で地面の熱と湿気を避け、大きな軒・急勾配の屋根で日射と豪雨をさばき、窓や欄間で風を抜くのが定番。素材も木・草葺き中心で蓄熱が少ない=夜に熱を持ち越しにくいのがポイントです。古くて理にかなった“パッシブ冷房”。
▼マレーハウス

2) 街:日陰と風を“設計でつくる”
シンガポールは都市レベルで暑さ対策を推進。建物の配置やマッシングで自ら(と隣棟)に日陰を落とす、通風を妨げない街区計画、緑化・高反射素材の活用などをセットで進めています。
ミソは、(1) 日射を遮る (2) 風を通す (3) 熱をためない。
最新の高層でも、昔ながらの家でも“原理”は同じ。
3) 時間割:“動くなら朝夕”が基本
赤道の都市では、屋外作業や運動を日中ピークから外すのが当たり前。
学校や職場でも“早朝シフト”“夕方のお出かけ”が文化として根づいている地域も少なくありません。
湿球温度(後々解説)の考え方でいえば、ピーク時間を避けるのは最強のリスク回避。
4) 衣食住の小ワザ:軽く・辛く・水分多め
通気性のいい衣服(綿・麻/ゆったりシルエット)、辛味のある食文化(発汗→気化冷却の後押し)、水分+塩分のこまめな補給。
科学的にも理にかなった“生活スキル”が文化に溶け込んでいます。
※医学的リスクは個々で違うので、無理は禁物。
熱中症にならないために…!
ちなみに、体感温度を決めるのは、「湿度」もかなり関係してきます。
実は、同じ「35℃」だとしても、感じる暑さ・ツラさは全然違ってくるんです!
というのも…
1) 体は“汗を蒸発させて”冷やす
- 汗が肌から空気へ蒸発するときに熱を奪う=これが人体のメイン冷却機構。
- 湿度が高いほど空気が水蒸気で満タンに近い→汗が蒸発しにくい→熱が逃げない→体温・心拍が上がって危険度アップ。
- 例えるなら:部屋干しだとタオルが全然乾かない=体も冷えない
2) 湿球温度=「汗でどこまで冷やせるか」の目安
- ぬらした布を巻いた温度計で測る“理科実験の温度”。
- 気温+湿度をまとめて“身体の限界感”として見る指標で、
湿球35℃前後を生理的な限界ラインと捉える研究がベースにある(長時間の活動は現実的でなく、命に関わる域)。 - ポイントは「何度まで下げられるか」が肝。湿度が高いと、下げ幅が小さい=冷却不能ゾーンに入りやすい。
3) 実際の“ヤバいライン”の見分け方(ざっくり)
- 汗が乾かず肌がずっとベタつく/風が当たっても楽にならない=蒸発が止まってるサイン。
- 日陰に入っても回復しない、息が上がる、頭痛・吐き気・めまい→即休憩&冷却。
4) いますぐ出来る対策
- 除湿優先:エアコンは“ドライ”や弱冷房+除湿。室内は扇風機で“抜け道”を作る(入口→出口)。
- 補給は“水+塩”:水だけ連発は×。電解質を少しずつ、15〜20分おきが目安。
- 冷やす場所は3点:首すじ・わき・足の付け根(太い血管が通る)。
- ミスト+風は強い味方(蒸発を助ける)。ただし高湿時に“扇風機だけ”は効きが鈍ることも。
- 時間をずらす:運動・屋外作業は朝夕。真昼は“日陰 or 屋内”に退避。
要するに、暑さ=気温だけじゃない。
“乾くかどうか”を意識して、「汗が乾く環境を作る」
この視点を持つだけで、行動判断(休む・場所を変える・除湿する)が一段クリアになります。
まとめ
今回は、世界の最高気温・最低気温を調べてみつつ、
世界の「超暑い地域」の暑さ対策について調査してみました!
彼らの過ごし方・工夫は、近年めちゃくちゃ暑くなってる日本でも使えるはず…!
個人で出来る対策はどんどん取り入れていき、熱中症にならないよう気を付けていきましょう!